1.魅力ポイント
滋賀彦根城内にある玄宮楽々園(別名:げんきゅうえん)は、江戸時代の井伊家のお庭です。
お城は、意外と大きく、これが徳川幕府で権勢を誇った大名のものだったことが、力と言う点で実感させられます。
彦根城は、徳川家康が1604年にいずれ大阪城の豊臣秀頼を討滅させるために、
井伊家に元の彦根山(金亀山:こんきざん)に城を築かせたものです。
そのため、徳川総ががりで、江戸から普請奉行3名だけでなく、
尾張、伊勢、伊賀、美濃、飛騨、若狭、越前の7カ国12大名に、築城を手伝わさせたと言います。
当時、彦根城の目の前には、琵琶湖の湖面が広がっていましたが、
現在は、埋め立てられて、琵琶湖までは距離があり残念です。
しかし、彦根城は整備された良い日本庭園だと素直に感じることができます。
彦根駅からも近くて、歩きながら彦根という町の成り立を感じられるコースですから、誰でも楽しめます。
2.コースの紹介
これが、彦根城の全景です。
内堀、外堀が、明確ですね。
この中に、玄宮楽々園はあります。
JR彦根駅を降りると、駅前に井伊直政公の銅像が目に入ってきます。
駅からまっすぐに歩いて行くと、護国神社の鳥居にぶつかります。
護国神社ですが、今回は外から一礼して素通りです。
神社の横をお堀沿いに歩いていくと、そのまま城内に。
最初は、この二季咲桜の標識が出て来ます。
春と冬に咲きます。
二季咲桜、水戸から贈られたもので、エドヒガンザクラとマメザクラの交配品種です。
偕楽園にもありました。
彦根城内のお堀には、観光船もあり、ここから眺める景色も一興ですね。
玄宮園入場券を購入しました。
玄宮園の中に入ると、整備された庭の景色が印象的です。
木橋が古びて、いい味をだしていました。
玄宮園には真ん中に池があって、その周りを周遊できる小径があります。
今回は、少し紅葉の最盛期から遅くなってしまいましたが、再訪してみてもいいかも。
玄宮園から天守閣を望む。
紅葉を透かして。
<番外編>
彦根駅までの帰りに、駅前の「彦根ちゃんぽん」に目が釘付け。
3,マップ
彦根城の玄宮楽々園まで歩くマップです。